検証対象は、SoC内のCPUを含む数十の各種IPコアが接続されているインターコネクト部全体であり、実動作環境に近いトラフィックを与えて、各種ブリッジ・アービタ(プロトコル検証を含む)、DRAMコントローラを含んだ動作の検証例です。検証手法は、VMMに基づくSystemVerilogによる制約付ランダム検証とダイレクト検証を採用しました。特徴としては、制約付ランダムによるトラフィック生成、スコアボードによる自動データチェック、バスモニタ・アサーションによるバスプロトコルチェック、機能カバレッジ集計、統計的性能集計、階層的検証環境による容易なダイレクトテストケース記述などが挙げられます。
検証作業の期間:4ヶ月